この言葉の意味を知らない方も多いであろう。
学校に対して自己中心的で理不尽な要求を繰り返す保護者を意味する和製英語である。
その例をいくつかここに挙げてみよう。
・「遅刻がちの子どもを担任が迎えに来ない」などという理不尽なことを教師のせいにして学校にクレームをつける
・子供同士の喧嘩に介入し、相手の子供を非難する長大な文書を学校に持ち込んで処罰を要求する。
・通知表の評定に不服だと抗議する(特に美術などの実技評価は、客観的な点数が付けづらいため特に多い)。
・「○○小学校○年○組の○○という児童はクラスの迷惑なので学校に来させないでくれ」といきなり都道府県の教育委員会に匿名で要求する。
・自分の子供がリレー競技の選手に選ばれないのは不自然だとクレームをつける。
こういう親を、モンスターペアレントというのだ。
そういうモンスターペアレントがとうとう、学校だけでなく会社にまで現れた!!
人事の配属までクレームの対象だ。
「都内勤務を希望していたのに地方になったと怒鳴り込んでくる親は数年前からいましたが、ウチの子は渉外部を希望していたのに、どうして総務部なんですか。不公平です!と文句を言ってきた親は、さすがに初めてです」(食品メーカー総務部長)
ある不動産販売会社には、廃業した船場吉兆「ささやき女将」顔負けの“猛母”がいるそうだ。
「入社したばかりの息子のノルマがきつすぎると母親が乗り込んできたのですが、上司は変える気はないと突っぱねた。そうしたら、その母親、ナント息子の営業に同行しだしたのです。もともと“生保レディー”だったらしく、その時代の人脈を、せっせと息子に紹介して回っているらしい」(同社主任)
いや〜20歳を超えてまで、親にこういう問題を解決させようとするとはね。
まあ、相談するのはわかるけど、そこまででしょ。
子供がどうこうっていうより、親の過保護の問題。
アドバイスしてやって、自分でなんとかさせるのが親ってもんでしょ。
あーっ、木曜日に新入社員の研修なのに・・・
んなモンスターペアレントやったらどうしよ〜(笑)